今回はIntel社のRealSense D435のスペックや使い方について解説します。これから導入を検討される方、既に購入して活用方法を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
Intel RealSenseとは
Intel RealSense Depth Camera D400シリーズは、深度計測が可能なステレオビジョンの深度カメラです。

ユニット内に搭載されたステレオカメラとIR投射器により深度を計測します。計測距離は0.3m~3m、深度フレームレートは最大90fpsとなります。

深度計測はRealSense側に搭載されたプロセッサにより演算処理が行われるため、マイコンなどのエッジデバイスでもリアルタイム計測が可能です。
また開発元のIntel社からRealSense SDKが無償で公開しており、ユーザーがC++やPython、MatlabなどのプログラムからRealSenseのデバイスにアクセスすることができます。
入手先
RealSense D435はAmazon等で購入が可能です。
intel RealSense™ Depth Camera D435
パッケージ内容
RealSense D435のパッケージ内容は以下の記事でレビューしています。

D435のデータシートは以下の公式サイトよりダウンロードできます。
Intel RealSense D435データシート
Windows PC(x86)
ここからはWindows PC上でのRealSense D435の使い方を解説します。
Intel Realsense SDKのセットアップ
WindowsでIntel RealSense SDKをセットアップし、Pythonプログラムからアクセスする方法を解説しています。

YOLOv5を使用した物体検出
META社が公開している機械学習ライブラリPyTorchと学習モデルYOLOv5を使って、D435のRGBカメラの映像に対してリアルタイムに物体検出を行う方法を以下の記事で解説しています。

Jetson Nano
ここからはNVIDIA社が開発、販売しているGPU搭載組み込みボードJetson NanoでRealSense D435を使用する方法を解説します。
Jetson Nanoにいては以下の記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。

Intel RealSense SDKのセットアップ
Jetson NanoのJetPack上でRealSense SDKをセットアップする方法を以下の記事で解説しています。

Librealsenseのセットアップ
Jetson NanoでPythonのプログラムからRealSenseのデバイスにアクセスするためのライブラリ、Librealsenseをセットアップする方法を解説しています。

YOLOv5を使用した物体検出
Jetson NanoでMETA社が公開している機械学習ライブラリPyTorchと学習モデルYOLOv5を使って、D435のRGBカメラの映像に対してリアルタイムに物体検出を行う方法を以下の記事で解説しています

Depthカメラを使用した距離計測
YOLOv5で検出したオブジェクトとの距離をRealSenseのDepthカメラによって計測する方法を以下の記事で解説しています。

まとめ
今回はIntel社のRealSense D435に関する当ブログ内の記事をまとめてみました。今後はROSと連携させ、ロボットに搭載して活用していく予定です。
また、以下の記事で効率的にPythonのプログラミングスキルを学べるプログラミングスクールの選び方について解説しています。最近ではほとんどのスクールがオンラインで授業を受けられるようになり、仕事をしながらでも自宅で自分のペースで学習できるようになりました。
スキルアップや副業にぜひ活用してみてください。

スクールではなく、自分でPythonを習得したい方には、いつでもどこでも学べる動画学習プラットフォームのUdemyがおすすめです。
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それでは、また次の記事でお会いしましょう。
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