今回はIntel RealSense D435をJetson Nanoで使用するための、RealSense SDKをインストールする方法を解説します。
また、Jetson Nanoに関する記事を以下のページでまとめていますので、あわせてご覧ください。
環境
ハードウェア:Jetson Nano A02 4GB
JETPACK SDK:4.6.2
Python:3.6.9
Jetson Nanoの本体については、私が使用しているモデルは旧モデルのA02ですが、これから購入される方はインタフェースなどが増えているB01モデルがおすすめです。
Intel RealSense D435とは
Intel RealSense D435は深度センサーを搭載したステレオカメラです。詳細は以下の記事でレビューしていますので、あわせてご覧ください。
RealSense SDKのインストール
Jetson NanoでD435を使用するためにIntelが公開しているRealSense SDKをインストールします。
Githubの以下のリポジトリをダウンロードします。
git clone https://github.com/jetsonhacks/installRealSenseSDK
ダウンロードが完了したらインストールのためのシェルスクリプトを実行します。
cd installRealSenseSDK
./installLibrealsense.sh
以上でRealSense SDKのインストールは完了です。
動作確認
RealSense D435をJetson NanoにUSBケーブルで接続します。Jetson Nano側はUSB3.0のポートに接続してください。
Windowsの時と同様、RealSense Viewrというツールが用意されています。
以下のコマンドを実行してください。
realsense-viewer
RealSense Viewrの使い方は以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。
RealSense Viewrを起動し、RGBカメラとDepthカメラをONにします。
RGBカメラとDepthカメラが正しく動作していることが確認できました。
まとめ
今回はIntel RealSense D435をJetson Nanoで使用する方法について解説しました。
画像処理はD435に搭載したプロセッサが行ってくれますので、Jetson Nanoでも軽快に動作することが確認できました。
Pythonのラッパーライブラリについては以下の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。
また、以下の記事で効率的にPythonのプログラミングスキルを学べるプログラミングスクールの選び方について解説しています。最近ではほとんどのスクールがオンラインで授業を受けられるようになり、仕事をしながらでも自宅で自分のペースで学習できるようになりました。
スキルアップや副業にぜひ活用してみてください。
スクールではなく、自分でPythonを習得したい方には、いつでもどこでも学べる動画学習プラットフォームのUdemyがおすすめです。
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それでは、また次の記事でお会いしましょう。
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