今回はSunFounder社から発売されている「クモ」を模倣したロボット、PiCrawlerを紹介します。
PiCrawlerは、制御にマイコンボードRaspberry Piを使用でき、動作をPythonのプログラムで記述することができます。
同種のロボットと比較しても非常に安価であり、プログラミング教育にも最適ですので、ぜひ参考にしてみてください。
購入したロボットについて
今回購入したのはSunFounderというオープンソースロボットを開発、販売しているメーカーの製品で、Raspberry PiをベースにしたPiCrawlerというロボットです。
このロボットはラズパイをコントローラとして動作し、ユーザーがPython などでプログラミングすることができます。
教育目的で販売されているキットのようで価格は約15000円と非常にお手頃です。
キットは以下のアマゾンのページから購入が可能です。
PiCrawlerのキット
箱は横幅が50cm以上でしょうか、結構大きな箱でした。
ロボットのフレーム
では実際に中身を見ていきましょう。
ふたを開けると、まずはロボットのフレームが入っていました。
そしてすごいことになんとこのフレームはアルミ製となっています。
5年くらい前にロボットを作ろうとして色々とキットを探したのですが、当時ラズパイベースのものは皆無でした。
今回のようなクモ型のものもadafruitなど一部のメーカーから発売されていましたが、非常に高価な上にフレームは樹脂製のものしかありませんでした。
今回のキットは低価格な上にアルミ製と、本当にすばらしいなと思いました。このような良いキットを提供してくれる企業努力に感謝しかありません。
その他の部品
フレームの箱の下には部品の箱が4つ入っていました。順番に見ていきましょう。
1つ目の箱、サーボモーター
計12個入っていましたので、足一本あたり3か所の関節が駆動できるということになると思います。
2つ目の箱、ビスやケーブル類
通信用のリボンケーブルがありました。ご丁寧に工具まで付いています。あと、まだ確認できていませんが袋の中にカメラモジュールも入っているかと思います。
3つ目の箱、ケーブルやサーボの固定具
ケーブルを束ねるホースのようなものと、基板を保護するカバーもついていました。
4つ目の箱、センサーとドライバー基板
距離センサーとラズパイにアドオンするモータードライバー基板、あとバッテリーケースも入っていました。
パーツはだいたいこれくらいです。
製品マニュアル
最後に製品マニュアルです。
詳細な図解がついていますので、英語でも問題なく組み立てられそうです。
組み立て図
まとめ
以上がキットの中身になります。これで15000円は驚きの価格でした。バッテリーとラズパイはキットには含まれませんので、別途入手しておく必要があります。
肝心のラズパイが半導体不足の影響でまだ入手できていませんので、届いたら組み立ての様子をまた記事にしたいと思います。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
まとめ
以上がキットの中身になります。
これで15000円は驚きの価格でした。バッテリーとラズパイはキットには含まれませんので、別途入手しておく必要があります。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
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