データサイエンスの学習には、実際のデータセットを用いた実践的な経験が不可欠です。
しかし、どこで適切なデータセットを見つけることができるのでしょうか?今回は、日本政府が提供する統計データポータル「e-Stat」をご紹介します。
このサイトは、データサイエンスの学習に適したリソースが豊富に揃っており、初心者から上級者まで幅広く利用できます。本記事では、e-Statの特徴とその活用方法について詳しく解説します。
豊富なデータセットが入手できる「政府統計の総合窓口(e-Stat)」
日本政府が公開している「政府統計の総合窓口(e-Stat)」は、データサイエンスの学習に適したリソースが豊富に揃っています。このウェブサイトは、各府省が公表する統計データを一つにまとめて提供しており、統計データの検索や地図上での表示など、統計を利用する上で多くの便利な機能を備えています。
データサイエンスを学ぶ上で重要なのは、実際のデータを用いて分析を行うことです。このサイトでは、様々な分野の統計データを探すことができます。また、主要指標をグラフや時系列表で表示する機能、地図上に統計データを表示する機能などを利用することで、データの視覚化や地域分析の技術を学ぶことも可能です。
入手先サイト
政府統計の総合窓口(e-Stat)のサイトは以下となります。
今回はこのe-Statのサイトから都道府県別の人口推計のデータをダウンロードする方法を解説します。
人口推計のデータを入手する手順
e-Statのサイトにアクセスしたら、キーワード検索
の欄に人口統計 都道府県別
と入力して検索
をクリックします。
政府統計一覧の中から人口推計
をクリックします。
人口推計
のデータベース
をクリックします。
人口推計のページが表示されたら画面を下方向にスクロールします。
今回は平成26年10月1日現在人口推計[21件]
の項目をクリックします。
データセット一覧のページから、表番号005
の都道府県,男女別人口-総人口,日本人人口
をクリックします。
統計表・グラフ表示のページで、画面右側のダウンロード
をクリックします。
ダウンロード設定
の項目を以下の赤枠のように設定します。設定し終わったら、画面を下方向にスクロールします。
注釈を表示する
にチェックが入っていないことを確認し、ダウンロード
をクリックします。
ファイル名FEH_00200524_230716174817.csv
のダウンロードをクリックします。
これで人口推計のデータをダウンロードすることができました。
ダウンロードしたデータ(CSV)
ダウンロードしたデータはcsvファイルとなっており、Excelで開くと以下のようになっています。
2010年~2014年までの各都道府県の人口の変化が確認できるデータとなっています。
まとめ
「政府統計の総合窓口(e-Stat)」は、データサイエンスの学習に必要なデータや情報を提供する優れたリソースです。
データサイエンスを学びたい方々にとって、すぐに使用できるデータセットが多く公開されていますので、ぜひ活用してみてください。
また、以下の記事で効率的にPythonのプログラミングスキルを学べるプログラミングスクールの選び方について解説しています。最近ではほとんどのスクールがオンラインで授業を受けられるようになり、仕事をしながらでも自宅で自分のペースで学習できるようになりました。
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それでは、また次の記事でお会いしましょう。
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