今回はOpenAIの画像生成AIを利用できるサービス、DALL-E2の使い方について解説します。
ChatGPTで有名なOpenAIですが、Stable Diffusionのように文章で指示を出すと画像を生成してくれるDALL-E2という画像AIをブラウザから使用できます。
生成した画像は商用利用も可能となっていますので、ぜひ活用してみてください。
DALL-E2とは
DALL-Eは、OpenAIが開発したテキストプロンプトから画像を生成することができる深層学習モデルです。
Webサービスとして使用できるDALL-E2
Webサービスとして利用できるDALL-Eは2023年5月現在、DALL-E2として公開されています。
WebブラウザさえあればPC、タブレット、スマホなどから利用可能です。
アカウントの作成
DALL-E2を利用するためには、OpenAIのアカウントを作成する必要があります。
アカウントの作成手順はChatGPTと同様で、以下の記事で解説していますので、あらかじめ済ませておいてください。
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プログラムから使用できるDALL-E API
DALL-E今回紹介するWeb版以外に、ユーザーのプログラムのコードからアクセスできるAPIも用意されています。
自分で作成したPythonのコードからDALL-Eにアクセスする方法を、以下の記事で解説しています。
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DALL-E2を使用する準備
DALL-E2のサイトにアクセスします。
以下のページが表示されたらTry DALL-E
をクリックします。
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DALL-Eの利用規約が表示されますので、確認したらContinue
をクリックします。
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クレジットの購入についてのメッセージが表示されますので、Start creating with DALL-E
をクリックします。
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無料クレジットを持っている場合や、すでにクレジットを購入済みの場合はすぐに画像生成ができますが、私の場合はクレジットを所有していないので、まずクレジットを購入します。
赤枠のBuy credits
をクリックします。
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購入するクレジット数を入力し(今回はデフォルトの$15にしました)、Continue
をクリックします。
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支払いに使用するクレジットカードを選択し(未登録の場合は登録してください)、Complete payment
をクリックします。
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Buy credits
の表示が消えたら使用する準備が完了です。
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DALL-E2で画像を生成する
ここからは、実際にDALL-E2を使って画像を生成する手順を解説します。
使用するプロンプト(呪文)
画像生成AIでは、どのような画像を出力させるかという指示を行う文章、プロンプト(呪文)を入力します。
今回は空に浮かぶ城をイメージした以下のようなプロンプトを用意しました。
A photo-realistic image of a castle floating in the sky surrounded by fantastic landscapes with a ruined civilization in the distance. High-quality image with fine details.
ちなみに今回作成したプロンプトはCatchyというOpenAIの自然言語モデルを使ったサービスで生成しています。
日本語で絵のイメージを入力すると、自動的に画像AI用のプロンプトを生成してくれますので、興味のある方は以下の記事でをみてみてください。
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プロンプトを用意したら、画面中央のテキストボックスに入力し、Generate
をクリックして画像生成を実行します。
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DALL-E2で生成された画像
画像生成を実行すると、以下のように4枚の画像が表示されます。
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生成された画像を保存する
保存したい画像がある場合は、その画像をクリックします。今回は一番左の画像を選択します。
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選択された画像が拡大表示されます。画像の右上に表示されている↓
をクリックします。
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以下のように画像がダウンロードされ、保存されました。

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類似の画像を生成する
類似の画像を生成したい場合には画面右上のVariations
をクリックします。

以下のように選択した画像と近い構図の画像が新たに4枚生成されました。
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まとめ
今回はOpenAIの画像生成AIを利用できるサービス、DALL-E2の使い方について解説しました。
自分で環境構築するStable DiffusionやDiscordが必要なmidjourneyとことなり、ブラウザだけで利用できますので、ぜひ活用してみてください。
また、以下の記事で効率的にPythonのプログラミングスキルを学べるプログラミングスクールの選び方について解説しています。最近ではほとんどのスクールがオンラインで授業を受けられるようになり、仕事をしながらでも自宅で自分のペースで学習できるようになりました。
スキルアップや副業にぜひ活用してみてください。
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スクールではなく、自分でPythonを習得したい方には、いつでもどこでも学べる動画学習プラットフォームのUdemyがおすすめです。
講座単位で購入できるため、スクールに比べ非常に安価(セール時1200円程度~)に学ぶことができます。私も受講しているおすすめの講座を以下の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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それでは、また次の記事でお会いしましょう。
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