WSL環境下のClaude Codeインストール手順とトラブルシューティング

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本記事では、Windows 環境で

Error: Claude Code is not supported on Windows.
Claude Code requires macOS or Linux to run properly.

というエラーが発生した場合の原因と対処手順を解説します。

VS Code の Remote – SSH 経由で WSL に接続している場合など、純粋な Linux 環境ではない状態でインストールを試みると、本エラーに遭遇しやすくなります。

目次

エラー内容

npm install -g @anthropic-ai/claude-code
Error: Claude Code is not supported on Windows.
...

このメッセージは、プリインストールスクリプトが実行環境を windows と判断したために出力されます。

原因

  1. Windows ネイティブの Node.js が混在している
    WSL 上であっても、Windows 側の実行ファイルや npm 設定が優先されると、process.platformwin32 と判定され、サポート外と判断されます。
  2. グローバルインストール先の権限不足
    /usr/local/lib/node_modules 配下への書き込み権限がなく、別環境のモジュールが混在すると追加のエラーが発生します。

対処手順

以下手順を順に実行してください。

1. WSL 上で Node.js (v18+) と npm のインストール

# Windows の Node.js はアンインストール
# WSL (Ubuntu など) で実行
sudo apt update
sudo apt install nodejs npm

# または nvm 利用
curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.3/install.sh | bash
source ~/.bashrc
nvm install 18
nvm use 18

2. npm グローバルプレフィックスをユーザーディレクトリへ変更

mkdir -p ~/.npm-global
npm config set prefix '~/.npm-global'

3. PATH への追加

シェルに以下を追記し、再読み込みしてください。

echo 'export PATH="$HOME/.npm-global/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc

確認: claude --version を実行し、バージョンが表示されれば成功です。

成功例

サイコ後の手順 2. PATH への追加 まで実行したところ、以下のように claude コマンドが認識され、正常に動作しました。

win@fujiinotedev:~$ claude --version
1.0.17

これで Windows 環境下でも WSL 経由で @anthropic-ai/claude-code が利用可能となります。


本記事を参考に、同様のエラーが発生した際は上記手順をお試しください。何かご不明点があれば再度ご連絡ください。

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